Vol.23 なぜ『カタカナのお餅』は、クセにならないのか。

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mochi.jpg日本人の文化『お餅』

 

でも最近は・・・

満足できないお餅が多すぎると感じます。

 

約15年ほど前から・・・

お餅は、メーカーの技術研究の進歩によって大昔のものに比べて、とてもよく伸びるようになりました。

 

でも、ここ最近は・・・

その『よく伸びる』というニーズに対してメーカー側に、チョットやり過ぎのような感じがします。

 

mochi-nobi.jpgそれは『異常な伸び方』に対して!

 

何が原因か?

 

それは『カタカナのお餅』が増えたことであります。

 

●カタカナのお餅

要するに・・・

『原材料にカタカナの化学的なものが含まれたお餅』のことです。

(多分2種類ぐらいのカタカナが含まれているケース多し)

 

確かに『伸びないお餅』よりも『伸びるお餅』のほうが、嬉しいものです。

 

ですが・・・

 

『カタカナのお餅』は異常に伸びる現象と同時に・・・

『均等化・平均化された食感』となり、その結果、どこか『偽りの食べ物』にもなってしまう気がします。

 

食べる楽しみには・・・

噛むポジションが変われば、微妙な感覚の違いがあり、それが「もうちょっと食べたい」という感情へと繋がるような気がします。

 

本当に求められているのは

●自然界での素材の限界

●自然界での人の技術の限界

なのではないでしょうか?

 

カタカナのお餅は・・・

本来の素材が持っている『自然のチカラ』に対して『均等化・平均化』をもたらしてしまいます。

 

『均等化・平均化』がもたらされると、どういうことになるのか。

それは・・・

『どこを噛んでも同じような食感』になってしまうのであります。

 

この『同じような食感』になると、人間は『また食べたい』という心理から遠ざかることになります。

 

家庭の味・母親の味が飽きないのは、その時々の火加減や調味料などの微妙な違い・・・

そして、その時々で変化する素材によって・・・

『均等化されていないモノ・平均化されていないモノ』になり

その結果・・・

『懐かしい』『また食べたい』という心理へと繋がります。

 

【クセになる感覚】は・・・

『均等化されていないモノ・平均化されていないモノ』でないと、いけないのであります。

 

カタカナのお餅は・・・

ある意味、デジタルの進化によって『情報が詰め込まれすぎたCM』にも通じる感じがします。

 

はやり・・・

『人の感覚』『人の呼吸』『人の時間軸』など、ある一定の限界を超えてしまうと逆に『本物』から離れていく。

その結果・・・

【クセにならないモノ】になるのでご注意を。

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